2011年9月24日土曜日

レース初落車

 2011ツール市民の第2ステージであるロードレースにおいて、人生初の大落車を経験した。長沼のKOMすぎての2つ目か3つ目の下りカーブである。先頭に追い付こうと雨の中、急坂を攻める。カーブに突っ込んだ際、Rはたぶん大丈夫だろうと判断し、コーナーリングしたが、まだ、カーブだ!まだカーブだ!、まだ続くか!もう曲がれないじゃん!!どーんと頭から突っ込んだろー!!という段階的な判断を、瞬時に行なった。その後どっかーんと落車して、ガードレールと木に突っ込むまで、スローモーションだ。たぶん交通事故に逢う瞬間ってこんな感じだろう。以前、車で正面衝突する夢を見たことがあるが、まったく同じ感じ、でデジャブーを見た。


 直後どかんと激しい衝撃とともに、目の前が真っ暗になった。起き上がれなかったが、顔面グーで思い切りパンチを受けたようなショッキングな衝撃だった。気が付くとふたのないU字溝に上半身が逆さに落ちていた。興奮状態ですぐ立ち上がったが、体が五体満足かよくわからない。その後、10人くらいがどかんどかんと同じ所で落車、自分の前にも落車した若者がガードレールのところから、「動けるなら自転車をどかせ!」と大声をあげている、我に帰り、自転車をどける。その直後、S先生が、自転車もろともどっかーんと来たが、運悪くふたのないU字溝に自転車が入り、そこにぶつっと急激にストップする形で腕を折り、鼻に自転車がぶつかった。 かなり重症だ。その後、先生と自分は救護車で運ばれたが、途中出血してる人が手を振っていたが、満車で素通りだ。


 その後、mikitea、助監督、ひよこさん、na@ki君、その他皆さんに心配していただき、監督、ばせをさんには病院での治療から室蘭までの送迎含め大変に世話になった。ありがとうございました。骨折なし、肩の裂傷、顔面打撲と擦か症で済んだ。まだ、右腕は満足に動かないがじき治るだろう。顔面のあざを取るクリームは、マイケルが使っていたと噂されるクリームで、強力な美白効果としわ、しみ治療薬だ。真黒い隅のような跡や傷跡も、あっというまに綺麗になった。なぜか、関係ないはずのうちの奥さんが使いたいとほざいている。


 奇跡的に首の骨や、眼球、頭をやられていなかったことに感謝する。

今回の経験も強くなるための登竜門と捉えたい。それにしても、脚の筋肉がうずうずして寝付けない。
 治療の際、はさみで切られたリミッツウェアと血染めの下着

何かがぐさりと刺さったのですね。

ヘルメットが命を救ってくれました。