2009年7月30日木曜日

天気も調子も悪いです

 いやーここ最近の天気、信じられないくらい悪い。梅雨が抜けきらない感じ。。。だから自転車も練習できない。もうひさびさ乗ってないから、忘れかけると同時に腹が出てくる。
 もっと不思議なのは、レースの調子が悪いですねー。不思議でもなんでもない実力だと思えば納得なんですが、レース終了後の走った感じがしないというのは力出し切ってない感じはするけれど、それ以上に周りのレベルが上がっているという感じですね。全道的に天気が悪くて環境はたぶん同じ。
 サロベツのレース、スタート後、いきなり下り、すぐ軽い登りに入る。この時点でうわー脚がめっちゃ調子悪いというのを感じる。ぐわーっと乳酸が溜まる感じがして鉛のように重いのだ。この前、十勝でCさんが、Tさんの下りから登りのテクが上手という話をしていた。ついていけないと。登りに差し掛かったときにギアを重くするというものだった。それをサロベツで早速やってみた。一番長い坂の前は下りだ。下りを後ろ14で回して、上りに差し掛かった時に12にしたら、あら不思議、ぐんぐんと抜かして順位が上がる。しまいに1番手になって、坂の5分の2あたりまで、一番になった、その時後ろを見ると2番手が結構うしろにいた。ああーやっぱりこのテクはめっちゃ効くことがわかった。そのあと、坂の頂上にたどり着くまでに、後続にどんどん抜かれたけど。。。。これはもっと痩せないとって感じだった。いや周りの登坂力が高いのか?後ろから遅く坂に入った選手にじわじわと追いつかれて追い越された。年々レベルがハイになっている。その後早く頂上を越えた集団に引き離されて、坂の頂上から下り、うがーっと追う。やがて平地の終盤で先頭集団に追いついたが、かなり力を使っちゃったところで、次のだらだらの登りに入り、力が枯渇。。。。また登りで引き離されてしまって終了。その後は単独サイクリング。向かい風により時速25キロまで落ちて、淡々と走っていたが、2人が後ろから追いついてきて、後ろに付けと言ってくれた。その後もっと速い人が来たので、その後ろについて走る。ゆっくり走っていたので、体力回復し、アップダウンセクションから単独で走る。前に3人いるが、なかなか追いつかない。2周目に入ったあたりでエンジンが掛ってきた。もう遅いちゅうの!高速サイクリングスタート、単独グランフォンドって感じか?ゴールまでの最後は遥かな道と緑の平原と青空とぽつぽつとした牛だけの荒涼としつつ潤いのある野性的な景色が広がる。これがサロベツのダイナミズムだ。ゴールラインまでのゆるやかな登りは一人でダンシングスプリント、走り足りませんが終了。一緒に走ったKさんの話では13人くらいが最後まで集団だったそうだ。ほんのちょっとの差なのだがそれに入るのは難しい、今回は22位だった。
サロベツは公道を封鎖して行われ、アップダウンのコースで、日本とは思えない景色が演出する。ロードレースの面白さが濃縮されていると感じる。さすが道内人気ナンバーワンというのもうなづける。ゴール後は恒例の山菜ラーメンを食べる。ふき、わらび、きのこ、たけのこが入っていておいしい。孤高の景色の中で食べるラーメンうーん不思議な感じ。空は雲ひとつない青空だ。すっごい久し振り。こちらが休んでラーメン食べてもまだエリートは延々と走り続けバトルをしている。それもすごいの一言。その後8時間半かけて帰りました。。。思い出すとこんな感じだが、実際レースに出たことすら記憶にないくらい薄い一日。

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