2009年8月10日月曜日

モエレTTと幌見峠

 8月7日から8日にかけて奥さんが懸賞で当てた登別温泉1泊2日無料招待券で温泉に行ってきた。地元なので行く機会はめったにないが、改めて良いところだと思った。クッタラ湖でボートに乗り、大湯沼、地獄谷見物後、石水亭で温泉に入り体重計に乗ると71.1kg、セミバイキングの夕食でステーキ食べ放題。ビールは高かったけどやっぱり飲みすぎた。夜に鬼が地獄谷で太鼓たたいて花火する見世物があり、それを見に行く、約1500人がぎっしりと地獄谷の前に座る。地熱で尻が熱かった。その後温泉街に出て摩沙斗も食べた生チチアイスクリームを食す。美味かった。この旅行で5歳の下の子どもがすごい怖がりであることが分かった。これはたぶん遺伝だろう。クッタラ湖のボートの上でクッシーの話をしたら急に怖い怖いと泣き出し、鬼の花火の時は、鬼は花火をしながら悪い子どもがいないか探してるんじゃないのかなー?とちょっといじってみたら、急に隠れだし、怖い怖いと言い始めた。終わった後みんな鬼と記念撮影しているのに泣いて近づけない。可哀そうなことしちゃったな、ちょっと意地悪すぎ?翌朝風呂に入って体重計に乗ると73.2kgひえー!ホテルを出て登別酪農館という旧札内小中学校を改造した酪農館で、そこで登別牛乳とプリンとチーズを買う。牛乳は低温殺菌で味はおいしいアイスクリームの液状のやつって感じでびっくり。牛乳の飲めない上の子供もこれなら大丈夫と絶賛。

 8月9日はモエレTTだ。ぶっくりとむくんだ顔で家を出る。白いユニフォームに出っ張った腹はみっともないな~と自己嫌悪。自分は14:13分出走であるが、受付が11時からということで、時間がたっぷりありモエレ沼公園から離れて1時間半ほど札幌をサイクリングする。一度も試走をすることなくスタート。超いいかげん。。。あせって変速忘れ、ああー超クルクルで気づきコーナー手前でシフトアップでダンシング加速ドーン、 ハイオーバースピードで最初のコーナーにin、大きく外に膨らむ。落車かセーフか?大きくロス、ぎりぎり左の縁石スレスレで通過。もうここで終わるところだが、前方に30秒前に出走した人が見える。ターゲットになったので気持ちを維持することが出来た。カーブの第2コーナーを経て、第3コーナーが見えてきた。突っ込めるのか、ブレーキを利かせるべきか判断がつかない。直角カーブのようだし、白い滑りやすい道に入るようなので、軽くブレーキ。再加速。無駄なロス。前走者がどんどん迫ってくる。最終コーナーを抜けて加速、スプリントすると前走者とゴールラインでクロスしそうになったので安全を優先して流す(ボルトゴール)。コーナーワーク滅茶苦茶。試走したらもっと行けたかも?チップ外す係の人に、「あんた全然息上がってないけど、ずいぶん余裕あるなー」「そんなこと無いですけどそう見えますか」「そうだよー倒れこむくらい全力で走らなきゃ!」うーん、また、やらかしたって感じですね。どうにも無気力走行が悪い癖になってます。「ぎりぎりまで全力尽くせ!こらー!」と松岡修三に説教されたい気分です。結果はダメダメの2分13秒。もう表彰台も関係ありませんから、自転車で応援に来ていたHさんと一緒にすぐに幌見峠に向かってゴーです。札幌市内の車ぶんぶんの中を西の方に向かう。そうして幌見峠のスタート地点である神社に到着。この時点で私もHさんも異常な汗汗汗。太陽照りつけ暑い上に登りで、こんな汗見たことないというくらい汗だくで滴っていた。この神社の前がスタートで、ゴールは上のラベンダー畑とのこと。病院の前が幌見の壁といわれているそうだ。そしてスタート、すっげー急だ。ケイデンス42が精いっぱい、時速8km/hが精いっぱい、幌見の壁と呼ばれているところを避けて外を回ると、後ろから内側内側!とHさんが叫ぶ。やはりそこを走らなければ意味がないということだ。でも少しでも急じゃないところを本能的に探してしまう。そこで時間切れ、4時半近くになっていて、夕食に間に合うように室蘭まで帰らなければならない。今度はもっと早い時間に来て走りましょうということになった。幌見峠がどんなところか今日は確認までという感じ。ただ傾斜が急すぎて回す練習にはならないだろう。筋トレか、根性練か、どんな坂も楽に見えるおまじないか?そのまま一人でモエレ沼公園まで帰る。5時半近い。温泉一泊で飲んで食べて73.2kgまで肥ったが、モエレTTと幌見往復で帰るとキャラメル2粒と水だけで一日過ごしたのもあるが69.5kgに落ちていた。あの異常な発汗のせいだろう。今日の朝はモルエー八丁平を上ったが幌見に比べると楽で楽でびっくり。室蘭地域でももっと急な坂を探してみたいと思った。

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