2009年2月24日火曜日

黙々と練習

21日は昼から夜にかけて仕事、懇親会付きの仕事で、またまた飲んでしまったので、翌22日は90分ローラーを漕いだ。心拍はmax167、ave120、有酸素時間はin57:27、up02:48、low30:11だった。23日は寝不足で疲れ気味だったので、心拍計なしで朝15分ローラー、夜15分ローラーの計30分実行。
今日の朝24日は、30分ローラー実行。心拍はave113、max134、有酸素時間はin10:03、up00:00、low20:22だった。
 最近出張や飲み会が続いており、疲れ気味なため、ローラーにもほんと力が出ない。明日も朝早くに出張であるため、明日の朝はローラー練習できない。今日これから鞭を打ってローラーに乗ろうと思っている。
 誰に強制される訳でもないのに鞭を打つ自分を分析。
 人間は外的要因でストレスが蓄積すると、自ら同じだけのストレスを違う形で自分に与えることによって均衡を保つという。
 以前違う仕事で毎日夜の2時、3時の帰宅が1か月続いたとき、仕事だけで一日を終えるのがいやで、疲労困憊なのだが高い集中力を維持して朝の5時まで、ほぼ毎日、電子ピアノ(ヘッドフォーンをして)を練習したことがある。その時やったのはバッハのブランデンブルグ協奏曲第5番の65小節のカデンツァだ。いわゆる世界初の鍵盤ソロ(当時ピアノがなかった時代)、その仕事が終わるころには、完全に弾けるようになっていた。もちろん譜面を見れないので、ドレミファソラシドを音符にまず付記して、一音一音、右手と左手がばらばらに動かないので、右2音に対して左1音動くというように1小節だけで何百回と練習である。音符と音符の間に数字を入れた。この数字は今押した鍵盤と次の音との間の鍵盤数を付記したものだ。例えば+4と付記したら動くのは白鍵4つ上、というように独自の文字や記号が一杯。そうすることによって1小節2小節~10小節、・・・65小節と出来るようになった。もう最初の小節は何千回何万回も弾いている。音楽というよりジャグリングの世界である。指が慣れ、脳を使わなくても勝手に動くまで覚えるようにして練習した。チェンバロの音でバッハの淡々としつつもメロディアスな部分と、突然高速な展開から激しくなる部分のある結構有名な曲だ。高速展開のところは居合術のような感じだ。今思えば平時の時には絶対に弾けない・覚えることは不可能な曲である。仕事で強いストレスに晒されなければ弾けるようにはならなかっただろう。
一度そういう経験をしているので、ローラーもそれに近いのかもしれない。趣味で自転車をそれもレースまでやってます、ストイックに練習してますという輩は、もしかしたらストレス系の仕事の方が多いのかなとも思う。
 でもやっぱり自転車が好きだという要素の方がストレスよりも大きいかな。

0 件のコメント: